はじめての七号食 身体のデトックス(おまけのダイエット)
私が身体のデトックスに本格的に興味を持って、はじめて取り組んだ方法です。
※2016年現在、2009年に実践した記録をリライトしています。
七号食(ナンバーセブン)とは?
元々、マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生が提唱した、半断食による健康法です。
その、桜沢さん曰く
健康で幸福な人生を確立する食事には十段階の方法があります。
この食事法の目的は、宇宙論的、生物学的、整理学的な哲学に基づいて、陰陽の調和を正しく保つ事にあります。
しかし、この理論が理解出来なくても、以下に述べるマクロビオティックの指示をよく注意して守るなら、「健康から幸福への十段階の方法」のどれでも実行する事が出来ます。
ということらしいです。
その十段階は、7号食~-2号食と段階分けされていて、-2号食となると、秩序のない無茶な食べ方で、癌や様々な病気を引き起こすとされている食べ方。そして7号食は、副食が一切ない玄米を10日間食べ続けるという食事方法で、長期で続けるものではなく、一旦身体をリセットするための、デトックスを目的とした荒療治的な食事法です。
これを行った後は、6号食(穀物食に、具だくさんのお店お汁、漬物少々)という、いわゆる私たちが素食と呼ぶ、シンプルな元祖和食なメニューや、5号食(6号食に旬の野菜のみの副菜を1品つける)、4号食(さらに1品野菜の副食をつける)に落ち着くという流れが理想のようです。
ちなみに、ここまでが健康を維持するのに適していると提唱されている食事法で、これ以降は食べ過ぎから不健康への道筋をつくる食事法として、非推奨されている食べ方です。おそらく現代人の多くが、この4号食以下の食事を普段しているのではないかと思います。2人に1人が癌になると言われている現代、その食事法を見直す必要性は確かにあるのかもしれません。
「七号食」のやり方
【期 間】 7日~10日
【食 べ 方】
・1日3食(お腹が空かなければ食事を抜いても構わない。)
玄米、ゴマ塩、寒漬大根(or梅干)、三年番茶、純粋な水を口にすること。
・一膳の玄米ご飯(一合の1/3)の上へ、茶さじ一杯のゴマ塩をふりかけ、寒漬大根2切れ(梅干1個)を添えて食べる。(もしくは4等分にして4個のおにぎりを作り、1日かけて食べる)
・一口100回以上噛んで食べる。(噛まずに食べては何の効果も出ない。)
・お茶は一日3回、ご飯を食べた後に飲む。(量は茶碗に7~8分目)
・一膳の玄米を食べ終わるのに、普通30~40分かかります。
・純粋な水は、一日コップ2杯まで。
注意事項
1、上記以外は絶対口にしないこと。
2、玄米は必ず一口100回以上噛んで食べる。
3、お茶は一息に飲まず、ゆっくり数回に分けて飲む。
4、食欲がない時は、玄米ご飯を残す、もしくは抜いても構わない。
5、ご飯を温めるのに、電子ジャー、電子レンジ等は使わない。
6、歯磨きは、市販のハッカ入りのものは絶対使わないこと。(水、粗塩、ナスの黒焼き(自然食品店で売ってます)等にすること。)
7、アルコール類は絶対避ける。煙草はできる限り控える。
8、パーマをかけたり、レントゲン、歯、注射、その他の治療は避ける。
9、日常の行動と変わらない生活習慣は問題ないけど、激しいスポーツ、セックスは避ける。
終了後の諸注意
一週間の小食で、胃が非常に小さくなっています。普通の食生活に戻るには二週間以上を要します。ここで、いきなり大食したり、変なものを食べたりすると台無しです。半断食中以上に注意すること。
1、動物食(小魚・貝等)は二週間は摂らない。
2、生野菜・果物は一週間は避けるが、普段も少なめにし、果物は摂るにしてもその季節の旬ものにする。
3、アルコール類は一週間は絶対避ける。
4、肉・砂糖は一生いらない。
5、その他、極陽・極陰を避け、中庸のバランスの取れた食事を心掛ける。
これを実際に体験してみた感想などを、次の記事に記録します。
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